オンデザインの暮らし

オンデザインの日々や、暮らしの中での発見 を紹介しています

トビムシ バイテン


TOBIMUSHI BAITEN


位置も気候も景色も全く違う二つの地点。
岡山県西粟倉村と東京秋葉原


西粟倉村で育ち製材された1.5センチの板材。
薄い板でも大きな可能性を秘めている。


西粟倉村と東京秋葉原をつなぐ「学校」という世界観をこの1.5センチの板から紡ぎだしていく。


森と森の大工さんを応援するオフィス「TOBIMUSHI」の移転計画。





私たちは、西粟倉村の大工さんや森の学校の方達とともに家具を提案することにしました。

この家具は都会に運ばれ、都会の人々の物で埋め尽くされ、彩られます。

家具によって遠い関係だった森と都市がブリッジします。



学校のロッカー
自分のロッカー以外には
何が入っているのだろう


鞄を入れている人
苗木を栽培している人
なぜか牛乳配達を頼んでいる人
もしかしたら動物を飼っている人


ロッカー一つ一つには
その人の世界が
詰め込まれている


ロッカーを除けば
その人が見えてくる


内容によって、空の場合にふたを閉めることができる
「鞄入れのような棚」と
「靴箱のような棚」



西粟倉村の
鳥や虫たちごと
森を持って
帰りたい


森の木から
かごを作って
鳥と虫たちを
詰め込んで来た


たくさん鳥や虫たちが
部屋の中で飛び出した


薄いパーツを立体的に組み合わせることでできる
大きいサイズの「鳥かごのような照明」と
小さいサイズの「虫かごのような照明」



森に棲息するチョウチョ
きれいなまま飾りたい


標本箱に詰め込んで
みんなに見てもらおう


森のいろんな情報
きれいなまま飾りたい


標本箱に詰め込んで
みんなに見てもらおう


材料の種類を帰ることで、標本箱自体が木の標本となる
「標本箱のような展示板」



現在、大工さんと共同開発中


やないりえ