村、その地図の描き方
年明けにスタートした、最新作です。
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村、その地図の描き方。
相模湾、富士山、江ノ島を臨む感動的な眺望を備えた650平米の草原。
都内に自宅をもつ施主は、「都市の逆」のような場所に何を求めるのか。
2012年竣工予定。
たてものを30個の小屋や倉庫に細分化し、
草原全体に散りばめることで、
土地全体をより具体的な居場所として使い倒す計画。
この作品では、650平米の敷地全体を「村」ととらえ、
それ全体をひとつの建築のように考えています。
実現するとき必要なのは、図面というよりは、地図のようなもの?
そして、その地図を描くためのお施主様との「対話」、
実際に竣工したときにそこで過ごす時に自然と反応する所作も「対話」、として
不確定さをどれくらい設計に持ち込めるかという実験です。
1人でも、多数でも過ごせる、そこは家なのか、場所なのか、ほんとに村なのか。。
対話を具現化する、たのしい建築の時間です。
なかがわ