オンデザイン観察日記03
ただいまオンデザインにてインターン中のまんぎょくです。
インターン中だからこそ、どっぷり浸かりつつも、やや眺めているような
立ち位置から発信していく、「オンデザイン観察日記」第3回目です。
(第1回からは、こちら。)
インターンも一ヶ月が経ちました。
私自身がマイペースに馴染んでいける事務所環境で、とても有意義に
過ごしています。そして、忙しくなりつつある日々です。
先週と今週は、いろんなプロジェクトに関わり、また、新たに始まったりと
ボリューム満載の二週間でした。
その中でも、「丘のいえ」の模型と現場の往復レポートをお届けしたいと思います。
「丘のいえ」は現在現場が進行中のプロジェクトです。
その外装や内装の検討を行うための模型を新たに制作しました。
模型をつくる立場からだと、この「丘のいえ」は、天井高さの違いや、
床の厚みの違いなど、とても複雑で図面からの理解に大変時間がかかります。
ひとつひとつを図面をしっかり読み込み、理解して、模型のつくり方を考え、
そして模型の型紙をつくり、組み立てていきます。
さらに内装の検討ができるように、分解できるつくりにしています。
とても複雑でしたが、図面とにらめっこする時間が長かったので
勉強にもなったと感じます。
そして、現在進行中の現場にも行きました。
ちょうど模型の躯体ができたときに行ったのですが、
現場は一足早く木製サッシの窓が入っていました。
模型でも後回しにしてつくった小さな階段の部分が、現場でもそこだけまだ作られていませんでした。
実際の現場は、模型では表現されない設備の配管が張り巡らされています。
この外装は、レンガタイルが3種類つかわれる予定です。
模型では、レンガの目地を表現するために壁紙に色を塗っています。
模型と現場を往復する経験は初めてで、なんだかつくる目線からみるという
面白い経験をしたなと思います。
まんぎょく