オンデザインの暮らし

オンデザインの日々や、暮らしの中での発見 を紹介しています

新しいプロジェクトです。

みなさま、こんにちは。
先のブログでご案内致しました、
『新建築』2011年4月号に掲載のemerging project2011に参加しております新規プロジェクトを、
プレゼン前夜の模様を中心にご紹介します。




<new window/あかるいかべ> は、都内に計画された、9人家族の専用住宅です。
家族とはいえ、当然価値観が全て同じわけではない9人が集まってすむとき、
たくさんの物が集まるとき、
その生活の背景としてどのようなものがふさわしいのか。


ということを主軸に、


「雑多だけど、どこか楽しげで、見ようによっては整然ともしていて、開放感がある」


という状態がつくれないかと考え、


今回は、窓ということをテーマに、住宅を考えてみようと提案しました。



ふだん「窓」とひとことで当たり前のように片付けてしまう建築の構成要素は、
住宅、非住宅に関わらず、必ず存在する要素であり、
よくよく観察してみると、


「景色を見る=目のような役割」
「換気をする=煙突のような役割」
「光を提供する=照明のような役割」
「居場所のよりどころとなる=窓辺をつくる役割」
「いろんな場面のただただ背景となる=壁のような役割」
「ものを飾る台となる=ショーケースのような役割」


などなど、さまざまな役割をになっています。
(→展示では、この辺りを重点的に表現しております。)



たくさんの人間が集まるとき、当然「窓」に対する解釈も多様になるわけで、
それがそのまま、生き生きとした家の自由な表情になるような建築をつくれればと思い、
たくさんの窓の集合体をご提案しています。


新しい窓の考え方、使い方、解釈をご提案したいという、決意表明(?)も込めて、
「new window/あかるいかべ」という作品名としました。



さて、前段が長くなりましたが、
冒頭の写真は、プレゼン前に模型をのぞいている様子です。


このように模型をのぞいたり、
携帯電話のカメラを無理矢理、模型に突っ込んで内部の様子を確認したり、


階段設置前に、そのデザインを考えたり、


点景のバランスを考えたり、


外構製作前に、素材や作り方を考えたり、


その直前まで、検討は延々くりかえされます。



そして、完成!!
バイトの方々は喜び、担当者はほっとして腑抜けになる瞬間です。



全景↓


断面↓



そして、
展示用にプレゼン模型とは別に新規作製された模型も、
同じように、繰り返し覗かれ、繰り返し写真に撮られ、繰り返し修正された後、

無事、会場に設営されています。




この窓ひとつひとつが自由で豊かな生活のヒントとなるよう、
ここから、設計がブラッシュアップされていきます。
(2013年7月、竣工予定)


なかがわ