オンデザインの暮らし

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保坂猛 西田司 2人展〜スピードスタジオ以降の展覧会〜レポート

こんにちは。先日ブログにて告知をさせていただいた建築家フォーラム
保坂猛 西田司 2人展〜スピードスタジオ以降の展覧会〜の講演会が
7月19日(火)の夜に行われ展覧会が無事に終了しました。
簡単に展覧会と講演会の様子をレポートさせていただきます。

まずはオンデザインの展示から。部屋の真ん中に160cm×11mの
大きな机を設置し、そこに進行中の9つのプロジェクトの模型を展示しました。


一方、保坂さんの展示は300個ちかい風船に吊るされてスケッチが浮かぶ展示です。まるで保坂さんの頭の中に入ったような感覚を覚える空間でした。



展覧会最終日に行われた講演会は建築家の国広ジョージさん司会進行のもと、保坂さんと西田からプロジェクト紹介のプレゼンがあり、その後対談という形式で行われました。平日の夜にも関わらずたくさんの方が聞きにいらしてくださいました。


保坂さんのプレゼンでは「LOVE HOUSE」「屋内と屋外の家」「アクリルの家」「ほうとう不動」「チャーチスクール」など代表作品について触れ、保坂さんが テーマとされている屋内でも屋外でもない建築について非常に分かりやすくお話されていました。写真は「LOVE HOUSE」に月の光が差し込んでいる様子です。


西田のプレゼンは、SPEED STUDIO時代のエピソードからはじまり、ヨコハマアパートメントそして進行中のプロジェクトの紹介がありました。


対談では、オンデザインのパートナー制において西田がどのような役割を担っているのか?究極の住まいはどんな住まいか?SPEED STUDIOをやっていて良かったこと悪かったことはなにか?など会場からもたくさん質問が出ていました。
また保坂さんとSPEED STUDIOをはじめたきっかけや、大学を卒業したばかりの西田と保坂さんが様々な方に支えられて「西田邸」を完成させた話など、今まであまり聞く機会のなかったお話を聞けました。


講演会のあとは聞きに来てくだった方々と懇親会があり、和気あいあいとした雰囲気の中、皆さん交流を深めていました。

SPEED STUDIO時代に2人が考えていたこと、そして解散してから7年間どのような活動をしてきて、今何を考えているのか、をユニットを組んでいた2人だからこそざっくばらんにお話してくださいました。ユニットとしてスタートした2人がお互いの手法で建築に真摯に接していることが伝わってくる展示と講演会でした。

にしざわ