オンデザインの暮らし

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震災とクリエイティビティ 展覧会のおしらせ

現在開催中の横浜トリエンナーレ「新・港村」の展示に、弊社が参加している石巻の復興支援活動「石巻2.0」が出展致します。本企画は「震災とクリエイティビティ」というテーマのもと、アーキエイド、建築系ラジオの展示とともに開催されます。




石巻2.0は、震災後現地で生まれている多様な活動映像を横浜トリエンナーレ「新・港村」に映像インスタレーション作品として出展いたします。また復興にむけた石巻住人の声を集めたフリーペーパー「VOICE」も配布致します。会期中行なう2回のシンポジウムは、積極的に震災復興に関わりたいと考えている方と被災地とをつなぐようなメニューでこれからの復興について語ります。石巻2.0メンバーや、石巻で活動する個性的なゲストが一堂に集まるこの機会に、宜しければ是非お越しください。


■リリースページ http://ishinomaki2.com/?p=661 


■会期:2011年9月23日(金)〜10月11日(火) 11:30-19:00 (9/29,10/6休館)
    オープニングパーティ :9.23(金) 19:00-


■アクセス
新・港村住所:新港ピア 横浜市中区新港2-5
横浜みなとみらい線 馬車道駅 6番出口[赤れんが倉庫口] 
万国橋ワールドポーターズ方面へ新港ふ頭まで直進 徒歩約10分


石巻2.0 展示企画概要 

映像展示「希望のあかり/LIGHT OF HOPE by 石巻2.0」
1:STAND UP WEEK
2:石巻の被災状況
3:VOICE
4:3.11以降の街の活動
4本の映像を同時に体感できるインスタレーションです。3.11からこれまでの半年を映像により追体験することで、石巻で起こっている被災する前の街に戻すのではなく、全く新しい街に市民の力でよみがえらせようとする動き(希望のあかり)を肌で感じてもらう体験型展示です。復興にむけた石巻住人の声を集めたフリーペーパー「VOICE」も配布致します



石巻2.0とは
宮城県石巻市は、今回の東日本大震災で最も大きな被害を受けた地区のひとつです。豊かな自然に恵まれ、海や川と共にいきてきたこの町を、壊滅的な状況に追い込んだのもやはり、海でした。そして今、石巻の人々はこの自然と、故郷と、どのように対峙していくのかという決断を迫られています。被災直後、絶望的な光景が広がる石巻の中心街に、いくつかの小さな活動の灯火がうまれました。この灯りに触発された人々が集まり、次第に大きくなり、できたのがこの石巻2.0という活動体です。集まった人々は職種も様々。そこから生まれる活動もま
た、非常に多様です。住民の声を集め発信するvoice、DIYの道具と技術を提供する石巻工房、夜の町に灯りと語らいの場をつくり出す復興バー、街角を劇場に変える野外上映会。商店街の復興を目指し仮設店舗で始めるマルシェ。地元が外の人々を受け止める復興民泊…。


行政の動きをただ待つだけではない。住民自らが町を考え、常に活動しながらより良い町を創り出していく。ひとつひとつの活動は小さいけど、そこでうまれる活動やコミュニケーションは、少しずつだけれど町の形や住民の視点を変え始めています。復興や再生を切り口に、人や情報が集積している現状は、社会やまちにどう貢献できるのか。石巻2.0は、被災をうけとめ、そこで日常をよりよくする仕組みを考えています。


ISHINOMAKI 2.0  http://ishinomaki2.com/


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