オンデザインの暮らし

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ブリティッシュコロンビア大学レクチャーレポート

こんにちは。
1月9日(月)にカナダのバンクーバーで行われたブリティッシュコロンビア大学(以下UBC)主催のレクチャーの様子をレポートしたいと思います。
UBC建築学科のブログラムで学生の皆さんと教授の方が、日本に滞在中にヨコハマアパートメントを見学された縁で、オンデザインに講演の依頼がありました。
今回のレクチャーシリーズは「住宅と都市」というテーマで、バンクーバーの中心地にあるUBCのホールで行われました。


会場には平日の夜18:30からの講演にも関わらず多くの方が聞きに来てくださいました。
バンクーバー在住の学生や建築関係のお仕事をされている方など、200人くらいいらっしゃいました。

講演では、「小さなコミュニティ」というテーマで、集まって住むことや都市におけるコミュニケーションについて、オンデザインが日常的に考えていることをヨコハマアパートメントやいくつかの住宅プロジェクト、六本木農園や石巻の復興プロジェクト等を紹介しながら話しました。
講演のあとの質疑応答では、

・都市の中でつくるときにオンデザインが考えている顔が見える公共性のような考え方は摘要できるのか?

・高層ビルが建ち並ぶ都市の中のパブリックスペースはどういった場所にするべきだと考えているか?

・これからの時代のコミュニティ(人の集まり方)はどうなると思うか?

など共有や公共性、都市のコミュニティに関する質問がたくさんあり、それに西田が一つ一つ答えていくというやり取りがありました。


バンクーバー大自然を背景に中心市街がかなりコンパクトにまとまっており、高層ビルが建ち並ぶ街なので、そんな中での公共空間のあり方に皆さん非常に興味をもっていらっしゃるようでした。


街の中は様々な年代のビルが建ち並んでいます。


今回のレクチャーを通して、国が違っても、同じ時代に建築を通じて考えているテーマは共有可能なのだと実感しました。


にしざわ