オンデザインの暮らし

オンデザインの日々や、暮らしの中での発見 を紹介しています

都心の真ん中での新規プロジェクト、入居者募集中です

みなさま、こんにちは。
大変久方ぶりの更新になります。なかがわです。


五反田駅徒歩2分という都心の真ん中で進行中の
新規プロジェクト「コーポラティブガーデン」では、
入居者を募集しています。






「コーポラティブガーデン」は、集合住宅のプロジェクトです。
計画地は、都心のど真ん中です。




お話を頂き、敷地を見に行くと、
五反田駅から徒歩2分なのに、石畳の桜並木沿い。
都内有数の高級住宅地である池田山と隣接する、信じられないほどいい場所でした。



上階にあがると、五反田の街を桜とともに一望できます。
桜が咲いていても、新緑でも、とても豊かな景色です。




小さな敷地ゆえに、設計の多くが内のことに集中してしまう、というのが都心住宅設計時の常ですが、
自分の住む家を快適にしたいと思えばこそ、
本当は内部のことだけではなく、それを取り囲む外部環境にも目を向けて、
みんなで大きな魅力ある外部環境をつくった方が、ひとつの建築として、街にも貢献する大きな価値が得られるのではないか、
と考えました。


そこで、まず、10枚の床を10個の敷地と見立て、各階で全く違う10通りの家をつくり、

それぞれに、自分たちらしく生活の幅を広げていけるような特徴を持った「庭」をセットにして垂直に重ねました。



どの庭も、自分たちらしく生活の幅を広げていけるような特徴を持っていて、
そのひとつひとつが、共有EV/階段/大きな吹抜で立体的につながっていきます。



建物にとどまらず、庭は街の魅力的な外部環境ともつながっていくかもしれません。

集まって住むからこそ、庭の価値も集まって、
ひとりひとりではとてもつくれなかったような大きな価値を見つけられればと期待しています。



さて、このプロジェクトで、現在入居者を募集しています。




集合住宅といえば、分譲マンション、賃貸マンションなど、いろいろありますが、
今回のプロジェクトでは、
コーポラティブハウスという、少し変わった方式をとっています。



分譲住宅が、建物が竣工してから入居者さんを募集するのに対し、
コーポラティブハウスは、設計段階に入居者を募集し、
集まった入居者全員で土地と建物を協同で所有する「組合」というものを立ち上げ、
設計プロセスや、現場という工程も共有するという方式です。



住まい手が集まって建築家とともに集合住宅を創る方式なので、
オンデザインでの住宅づくり同様、設計や現場のプロセス自体を楽しんでいただくことができます。
いわば産地直送方式なのでコスト面でも合理的とのことです。



都心の真ん中に、みんなで建設して集まって住みたい方、
全住戸の過半数にお申し込みを頂き、残りわずかの募集となります。




住宅としてだけでなく、
立地を生かして、オフィスや事務所としても魅力的かも?!



今回のプロジェクトの企画/運営支援をしてくださっている「アーキネット」さんのHPでは、
個別相談会を受け付けていらっしゃいますので、併せてご参照下さい。
http://www.archinet.co.jp/p/20021207/index.html



なかがわ