オンデザインの暮らし

オンデザインの日々や、暮らしの中での発見 を紹介しています

いろんな暮らしのなかではたらくこと

こんにちは。
オンデザインの湯浅です。
入社してから私の働き方が変化したなぁと感じている今日この頃です。
私は入社してすぐに宮城県石巻市に移住して2年間、地域の人たちとのコミュニティづくりの仕事に携わっていました。
その経験からか(?)私のプロジェクトは日本だけに留まらず、海外にまで広がってきました!
(私が海外に行きたがりなので、西田さんが気を遣ってくれている可能性は大いにあります笑)
石巻はもちろん、東京、軽井沢、熊本、イタリア、ベルギー、中国、韓国、メキシコ、福岡、島根などなど、日本全国、世界各国いろんなところに行く機会があります。

これは最近行ったメキシコの写真です。街並みや食べ物が日本と違っていて、とてもいい刺激を受けました。

パソコンやネットがあれば、どこでも仕事ができる時代で本当にありがたいです。

こんな感じで、行った先で見つけたいい感じのカフェでWi-Fiを聞いて仕事をしたり、ちょっと休憩したり、、。

今日は、最近プロジェクトを通して考えている、
暮らしのなかで大半の時間を費やしている「働く」ことについて話をしながら、プロジェクトをご紹介できればと思います。

今回の敷地は韓国。

これはソウル駅の近くですがここは、敷地ではありません!
ソウルの近くで進行中のオフィスの内装設計のプロジェクトです。
約1200平米(2層分)のオフィスに140人程が働く環境を作るというプロジェクトです。
140人が集まって働くということはどういうことなんだろう?と考えた時に、
毎日顔を合わせ、毎日同じ場所で、仕事内容が変化するだけ、、、
それだと、せっかく働く環境を新しくできる機会なのに、もったいないなと。
先ほども少し書きましたが、意外に、出張先のカフェや、ホテルのラウンジ、公園でやる作業って集中できたりしませんか?

こういう場所に座ってのメール作業などすると意外にはかどることを実感しています。

担当しているプロジェクトによって場所が変わったり、自分の気分によって場所を選べたり、カスタマイズできたら、
家で自分の時間を楽しむように、働く時間だって楽しむことができるんじゃないか!とそう思いながら140人の働く環境について考えることにしました。


空間の考え方としては、
韓国の建築様式「韓屋」の持つ特徴的な柱、梁、素材という要素を用い働く空間を設えること。
固定席にはしないで、フリーアドレススタイルのオフィスにします。

床や壁の素材を変えたり、天井の作り方や高さを変えたり、

床の高さを変えたり、

打合せスペースもただ机と椅子を置いて設えるだけではなく、軽く座って話ができるような場所も設えています。
(もちろん、きちんと机と椅子を置いて防音もして、というスペースもつくっていますよ!)

席に座った時にひとつとして同じ場所がないオフィスを目指してプロジェクトがスタートしています!

自分がその場所に行って感じた働き方や、事務所の他のみんなの働き方、
今の時代だからこそ考えられる働き方を調べて、見て、実感して、空間や場づくりに落とし込めるように、私自身、いろいろな働き方に挑戦したいと日々企み中です。



そしていろんな場所に行くと、「いろんな建物との出会い」というおまけがあって、インプットする時間が得られる楽しさも実感しています!

湯浅