「石巻2.0」最新の活動紹介
こんにちは、勝邦義です。
今日はオンデザインが参加している「石巻2.0」の活動を紹介したいと思います。
東北の市町村の中で最大の被害が出た街、石巻。
震災以前から郊外型大型ショッピングモールの台頭で、石巻の象徴であった中心部の商店街がいわゆるシャッター通りが広がっていました。
3.11をきっかけにその中央商店街から、より素晴らしいまちをつくりたい。さらには石巻を通して被災地の復興モデルを提案したい。そんな思いから石巻2.0はスタートしました。
石巻2.0を構成するのは地元商店主や全国から集まったデザイナー、建築家、大学の研究室など多様なジャンルの専門家です。石巻2.0はそんな多様な専門家たちが石巻のまちづくりプロジェクトを仕掛ける活動体です。
これから定期的に「石巻2.0」の最新の活動をこのブログでもお伝えします。
先週23日には新たに「石巻経済新聞」を石巻2.0運営のもとスタートしました。
「石巻経済新聞」はみんなの経済新聞ネットワークのひとつで、地域のビジネス&カルチャーニュースを配信し、各地の情報サイトと連携したオンラインニュースペーパーです。
東北では今まで「仙台経済新聞」「盛岡経済新聞」「秋田経済新聞」が発刊されておりましたが、今回「石巻経済新聞」と「三陸経済新聞」が新たに加わりました。
石巻の最新のイベント、再開した店舗の情報、石巻から始まるものづくりやビジネスなどを取材して紹介していきます。
そして今週は「石巻 2.0」が発行するフリーマガジン「VOICE」の通算3号目になる最新号「VOICE Vol.2」が発刊されました。
復興のために動き出した石巻の人々の力強い声を、届けるためにスタートした「VOICE」は、「被災地 石巻」ではなく石巻本来の豊かな文化・自然・人々の魅力を伝えるために、生み出されました。
最新号の特集は「CULTURE/文化」。石巻には素晴らしい文化とそれに携わる魅力的な人達がいます。そんな石巻文化に関わる人たちが本誌にはたくさん登場します。
「VOICE vol.2」は石巻2.0のオフィスがあるビズカフェIRORIはもちろんのこと、石巻市内の商店などのほか全国の協力店などで配布しています。
震災をきっかけに確実に、そしてすごいスピードで変わって行く石巻の現状を今後もお伝えできればと思います。
ISHINOMAKI 2.0 http://ishinomaki2.com/
勝邦義