オンデザインの暮らし

オンデザインの日々や、暮らしの中での発見 を紹介しています

紅葉坂の家の暮らしぶり

紅葉坂の家に訪れました。
竣工後約1年経ち、どんどん馴染んでいってます。




お施主さんは先月のオンデザインカフェにも出演頂き、
竣工後もいろいろとお世話になっております。


この建物は延床21坪ととても小さな全体を、より小さな
13個の居室に分割し、建物のあちらこちらにリビング
(居心地の良い場所)をもち、時期や気分で場所を選んで
時間を過ごせます。


住み始めてからの生活の断片を紹介します。



奥様のアトリエ。たった1畳ほどのスペースですが、籠って
裁縫などをやっています。インテリアは花柄の壁紙です。



インナーテラス。窓辺が日溜まりになっています。
壁床天井が同じ木材でできており、置かれた緑も映えます。



ご主人のアトリエ。藍色のウレタンで塗られた部屋に
グラスファイバーの机と椅子(チェアワン)が置かれてます。



机越しに、人工芝のテラスが見えます。ここで貼った
芝は公式サッカー場で使用する毛足の長いものです。
(机の上には、ご主人手製!!の建築模型があります)



玄関脇の土間にある来客スペース。夏場、
風呂上がりによく利用するそうです。壁天井は麻仕上げ。



寝室にかかっていたカーテン。物干テラスから入る光が
レース越しにとてもきれいです。



床座で使用しているリビング。薄い黄緑色の壁天井は蓄光塗料で
仕上げており、照明を消した後の約1分弱、ぼわっと部屋全体が光ります。



外観。周辺は木造密集の住宅地域です。どの家も窓やベランダ
から生活がはみ出しています。黒い外観に周囲の影が映り込みます。