COVERING FOREST
軽井沢別荘の母屋改修と、新棟の増築。
老朽化の進んだ母屋を改修し、新しく敷地内に別棟を計画して欲しいと
依頼を受け計画はスタートしました。
この敷地は長野県景観条例により、建物のセットバック、外壁と屋根の色、
屋根の勾配、建築面積20%、建坪率20%、最低敷地面積1000㎡以上などなど
景観を守るための多くの条例があります。
設計者にとっては考えることが多く、時には頭を悩ませますが、
実際に敷地に行くと本当に森の中のようなすばらしい景観が保たれています。
そのような敷地、約1750㎡のほぼ真ん中に母屋は配置されます。
この広大な敷地を、新棟の配置と外構工事で新たな敷地と建築の関係をつくる計画です。
四季折々に移り変わる自然を、敷地内の様々な場所で楽しむための別荘です。
秋頃までには竣工予定です。
イネヤマ