オンデザインの暮らし

オンデザインの日々や、暮らしの中での発見 を紹介しています

オンデザイン観察日記04

ただいまオンデザインにてインターン中のまんぎょくです。
インターン中だからこそ、どっぷり浸かりつつも、やや眺めているような立ち位置から発信していく、「オンデザイン観察日記」第4回目です。


かなり久々の更新となってしまいました。


この期間、初挑戦の公共施設のコンペに参加していました。
ボスの西田さんと今回コンペに初投入された中川さんのもとで、
最初から提出までがっつりと担当させていただきました。
住宅とは規模やプログラムが違うことはもちろん、約三週間で案をつくるという猛スピードさです。
敷地見学をして要望に合った案をつくっていく過程を味わえたことは、とても貴重な経験でした。


今回は、そんな約三週間の様子を断片的にレポートします。
コンペの案の内容に触れることはできないので、案の基本的な方向性を決める過程と模型制作についてです。




まず、発表になったコンペの要項を読み込み、敷地へ調査に行きます。
神奈川県内の5.5haもある某公園にいったのが5月の中旬です。
とても天気がよい日で、へとへとになったことを覚えています。
公園を歩きながら、人の行動や公園の使われ方、現状の問題点と評価するところなど、気づいたことを言い合いながら西田さんと中川さんと3人で公園を2周しました。

敷地の調査の時点で、気になったことを共有しているので、案をつくっていくスタート地点が、もうその日にはほぼ決まっていたような気がします。
そこからは、毎日の打ち合わせでいろんなことがどんどん決定していき、ときには具体的なイメージを掴むために視察に行ったりし、ときには客観的に案を見つめなおしたりし、納得いく案にまとめていきます。


そして、オンデザインといえば模型!ということで、今回のコンペでも模型を作り込みました。
規模も大きいので、しかし、模型写真に耐えうる縮尺ということで、1100×1840の大きさ(だいたい一畳分)の100分の1の模型をつくりました。
4日間で2人ずつ、もう職人の域に達しているバイトの方たちの力をお借りした力作です。
遊具もバッチリです。

フットサルのゴールの決定的瞬間です。

卓球だってできちゃいます。

電車もあります。

一日で何脚できるか挑戦をした椅子の群です。



学生のころにはなかったスピード感に必死でしだが、打ち合わせ時にたまに起こる西田さんと中川さんのボケとツッコミのような掛け合いが絶妙で、ふと力が抜ける瞬間でした。


まんぎょく