オンデザインの暮らし

オンデザインの日々や、暮らしの中での発見 を紹介しています

年明け早々の。。。

昨年初夏に竣工しました「 葉山 森の家 」に竣工後アンケートに伺ってきました。
お引っ越しから半年ほどでのアンケートとなりました。




竣工後アンケートでは、
設計依頼前から設計期間、工事中、竣工後までの建物、工務店、オンデザインの対応など
色々な項目に対してお施主さまより率直なご意見を伺っております。

今回も貴重なご意見を沢山頂き、その内容はオンデザインの今後の設計活動にうまく
フィードバックし、反映していきたいと思っております。


(鳥村鋼一さんが竣工写真を撮影中のものです)
上の写真、竣工時はちょうど初夏でしたので、
新緑の勢いが、さすが葉山というだけあります。


冬は緑が落ち着き、月や星の光がとてもキレイだそうです。
秋は落ち葉が窓際にたくさん降ってくるので
森に住んでいるような感覚を味わえるとお施主さまより。

背景に山を持つと、空間の変化を四季折々に感じられ
建物自体や中からの景色としての印象が刻々と変化し
生活空間が豊かになるものだと感じました。


建物は長い平屋建ての棟と離れの棟で構成されています。
離れには浴室とその上に書斎があります。


たった17坪(45平方メートル)の建物で、敷地形状にあわせ
短辺方向は決して広い幅を持たせていませんが、
長手方向が非常に長いため、空間としては全く閉塞感がなく
天井の高さもあるため、とても広がりを感じます。



居間やキッチン、ロフトや小梁を利用したハンガー収納など
使い倒し!!!があり、西田と二人で感動しておりました。




お子さまたちは小上がりが大好きなようで
いつもここで遊んでくれているとのこと。



家は建てていくプロセスもそうですが、
その後お施主さまによって「育ててもらう」
という感覚がとても合っている気がしています。
見事に育ててもらっていました。

こうして竣工後もお施主さまとお会いさせていただき
使われている建物を見たり、季節の過ごし方など
生活の実感についてお聞きすることが設計者にとっては
とても楽しみとなっております。


貴重なお時間をいただきアンケートにご協力頂きありがとうございました。

kato